*

自分たちの誇るべき文化として、春画を見直すときがやってきた

公開日: : 性力アップのために

春画は当時の情報誌の側面も併せ持っていた

江戸の町は、たびたび大火で焼かれたため、人々は、極めて刹那主義的でした。一寸先は闇だからこそ、人々は、折々の雪月花を楽しみ、歌を歌い、酒を飲み、享楽に浸ったのです。江戸っ子の最大の望みは、できる限り早く隠居して、好きなことだけやって暮らすことでした。

性は、まさに、そのなかでも最高の享楽であったのです。春画は、その性の世界をより深く味わうための大事な手段だったといっていいでしょう。

春画を観ることで、私たちは、江戸の人たちのおおらかな性にふれることができます。春画からは、性別、年齢、身分、貧富を問わず、人々がスポーツのように性を謳歌している様子がうかがえます。

描かれる人物の組み合わせも、実に多岐にわたります。男女以外に、男と男、女と女といった組み合わせがあるのは当然として、例えば、高貴と高貴(殿と姫)、高貴と下賤(姫と小姓)、下賤と下賤(下男と下女)、素人と玄人(客と遊女)などなど。

さらに人以外では、人と骸骨、人とタコ、女神と男神など、それこそありとあらゆるバリエーションが存在します。

 

 

これだけ多様な組み合わせがあるとわかるのも、春画に描かれる大半が、着衣によるセックスだからです。着ている物によって、身分や状況を読み取ることができるのです。春画は、いわば、当時のファッショントレンドを伝える情報誌の側面も併せ持っていました。

春画に興味を持った皆さんは、春画に書かれている詞書を読むこともお勧めします。詞書には、変体仮名が使われていますが、詞書を読めるようになれば、春画をより深く楽しめるようになるはずです。

これまでヨーロッパでは、何度も春画ブームが起こってきました。生の喜びが漲り、いきいきと、そして堂々と性を謳歌する様を凝縮した春画は、海外の人々を魅了してきました。

そして2015年の秋、日本にもその波が来たのです。永青文庫(東京都文京区)で、日本初の本格的春画展が開催され、来場者が20万人を突破しました。

ついに、私たち日本人が、自分たちの誇るべき文化として、春画を見直すときがやってきたのです。

→江戸時代のおおらかなセックス感の象徴「春画

関連記事

ED治療薬の正しい知識と使い方

「ずっと勃起したままになる」は誤解 皆さんの中には、ED(勃起不全)を改善する薬と聞いただけで

記事を読む

人間は生涯にわたり性生活が可能

高齢者でもセックスについて積極的 ほとんどの生き物には、恋の季節があります。例えば、こホンザル

記事を読む

女性の体をよく知ることで幸せな性生活が送れる

女性の体と心についての誤解を解こう いくつになっても、自分を必要としてほしい、異性として意識さ

記事を読む

女性の快感を高める、おっぱいを上手に愛撫するテクニック

「接して漏らす」ことこそ健康長寿のポイント かの『養生訓』に、「男は接して漏らさず」とあること

記事を読む

前立腺肥大症は、50代以降の男性の2割以上がかかっている

1日に8回以上排尿する人は要注意! 中高年以降の男性の皆さんにとって、「前立腺肥大症」という病

記事を読む

薬指より人差し指が長い人は温和で優しい傾向にある

家庭を守ることに適している こうした2D:4D比による傾向は、男

人さし指に比べて薬指が長い人ほど、男性ホルモン値が高い

母親の体内で男性ホルモンにどれだけさらされたか ケンブリッジ大学

男性ホルモン値が高い人ほど成功している

ここぞというときに勝負に出る 判断力・決断力は、ビジネスパーソン

→もっと見る


PAGE TOP ↑