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前立腺肥大症の改善とEDの改善は同じアプローチ。勃起改善薬を積極使用してもいい

公開日: : 性力アップのために

勃起のじゃまをするPDE15

前立腺肥大症を治療するために、2014年1月から、新たに国内で認可された治療薬があります。それが、「ザルティア」です。

このザルティアを使うと、前立腺肥大とともにEDの改善も期待できます。そもそも、このザルティアは、名前こそ違いますが、勃起改善薬として知られるシアリスと全く同じものだからです。

勃起改善薬が、勃起を促すしくみは、次のようなものです。

脳が性的な刺激をキャッチすると、脳から陰茎の神経に指令が伝えられます。すると、陰茎の神経から、「サイクリックGMP」と呼ばれる物質が生成されます。このサイクリックGMPがふえると、陰茎の血管が拡張し、そこに血液がどっと流れ込み、勃起が起こります。

一方、このサイクリックGMPを分解する酵素「PDE-5」というものが存在します。これが働くと、勃起が起こりにくくなってしまうのです。

シアリスやバイアグラ、レビトラという勃起改善薬は、勃起のじゃまをするPDE15の働きを阻害して、勃起を促します。

 

 

前立腺肥大症の改善とEDの改善は同じアプローチ

さて、研究が進むにつれて、このPDE-5という酵素が、尿道や前立腺などにも存在することがわかってきました。そこで、PDE-5の働きを阻害する薬を使えば、尿道や前立腺の血流を改善させることができます。すると、酵素もより多く供給されるようになるため、前立腺肥大による排尿障害の改善につながるのです。

つまり、前立腺肥大症の改善と、EDの改善は、同じアプローチだといえるのです。

いずれにしても、50歳以降、前立腺肥大症にかかるリスクは、ますます大きくなっていきます。前の記事に挙げたような前立腺肥大症の自覚症状があるかたは、ザルティアを試してみてはいかがでしょうか。

ただし、ザルティアを使うには、いくつかの厳しい条件がついています。それは、満50歳以上であること、きちんとした医療機関で尿量測定や残尿測定、前立腺超音波検査などの検査を受け、前立腺肥大症と診断されていることです。

勃起改善薬は血管の若返り薬

こうして、前立腺肥大症と診断され、その改善薬であるザルティアを使えば、同時にEDが改善する可能性があるのです。

以前から、このサイトでは、高齢者にとってのセックスの重要性を強調してきました。バイアグラなどの勃起改善薬についても、全身の血行を促すため、EDの改善だけでなく、「血管の若返り薬」として健康維持に役立つことをお話ししてきました。

中高年以降でEDに悩むようになったら、勃起改善薬に頼るのは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、健康を守るという意識から積極使用してもいいと考えています。一度きりの人生ですから、どうかいつまでも、豊かで健やかなセックスを楽しみましょう。

→前立腺肥大がひどくなるとEDも悪化する

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