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セックスで大事なのはテクニックより言葉

公開日: : 性力アップのために

気持ちよさを決めるのは性器ではなく脳

セックスの話題になると、どうしても関心はテクニックに向いてしまいがちです。しかし、約5000人の女性とアダルトビデオで共演してAV男優の加藤鷹さんが学んだことは、セックスでいちばん大切なのは、テクニックではなくて精神的な部分だということです。

つまり、セックスをして気持ちよいかどうかを決めるのは、粘膜や性器ではなく脳なのです。

たとえば、女性が痴漢と彼氏にさわられるとします。さわり方やさわる場所が同じでも、痴漢にさわられているのと彼氏にさわられているのでは、女性の受け止め方は正反対になるはずです。痴漢だったら「気持ち悪い、イヤッ! やめて!」でしょうけれど、彼氏だったら「気持ちいい、うれしい、もっと!」でしょう。

 

セックスは会話から始まる

これは、痴漢と彼氏では、脳から出ている信号が違うからです。痴漢は赤信号、彼氏に対しては青信号というように。

いいセックスをするには、脳の信号が育でなくてはダメなのです。その信号を変えるのは、テクニックではなくて、もっとメンタルなこと。パートナーとよいコミュニケーションを持つことが、いいセックスにつながるのです。

そのいちばんの方法が、しやべること、会話をすることです。言葉を交わすことで、相手の気持ちに寄り添うことができます。セックスは会話から始まるのです。

パートナーは自分を映し出す鏡

セックスは相手あってのこと。なんでもパートナーに聞いてみればよいのです。加藤鷹さんたちの仕事でも、女優さんに聞けない男優は、絶対にうまくなれません。

ですから、加藤さんはセックスをしながらずっとしやべっているのです。女優さんを愛撫したり腰を動かしたりしながら、「ここはどう~」「ここは気持ちいい?」「もっとしてほしいの~」というように。相手が「気持ちいい」と答えてくれたら、僕もわかります。そうやって、結果的にセックスがうまくなっていくわけです。

人間は視覚、聴覚、嘆覚、味覚、触覚を使っていますが、セックスで聴覚がキーになっていることは、意外と知られていません。

エッチな映像を見る場合でも、音を消して見ていたら全然おもしろくないでしょう。でも、隣の部屋からエッチな声が聞こえてきたら、それだけでゾクゾクッとします。これと同じで、セックスのときは、どんどんしゃべって聴覚を使ったほうがよいのです。

そのつど言葉を出して伝え合う

性器の凸凹の違いを除けば、体のつくりは根本的に男女とも同じです。自分がされて気持ちいいと思ったことを、相手にもしてあげたらよいと思います。もちろん、自分は背中が感じやすいけどパートナーは違う、ということもあるでしょう。そんなときこそ、言葉が重要になります。

そのつど言葉出して伝え合えば、お互いの気持ちはどんどん近づいていくのではないでしょうか。

ところが、ほとんどの男性は、相手から聞かれないかぎり、自分から「ここがいい」とはいいません。いいセックスをしたい場合、これは大きな障害です。

その障害を乗り越えるには、男がする、女がされる、という感覚を取り払うことです。

日本ではずっと、男性のいうことをなんでも「はい」と聞く女性が理想とされてきました。男が「セックスをしたい」といえば、それを女性が慎み深く受け入れるのがよい関係というようにです。いまもまだ、その名残があって、男女関係がフィフティ・フィフティでない状況もあります。

セックスの悩みは、セックスでしか解決できない

いいセックスにたどり着きたいのなら、加藤さんは女性がセックスにおいて主導権を握るべきだと思っています。

「こう動いたほうが気持ちいい」と思ったら、女性もどんどん動いてほしい。さわられて気持ちいいところは、「そこ、気持ちいい」と声に出してほしい。そうすれば、男性も「こうやれば気持ちよくできるんだな」と学習できるでしょう。

そのためには、女性がセックスを思いっきり楽しめるような環境を、男性が提供することです。女性の立場からすれば、セックスで主導権を握るといわれても、「そんなことをしたらきらわれる」「みだらな女と思われる」と心配するはずです。

でも、それは違う、大切なパートナーに対して男はそんなことは絶対に思わないものだ、ということを女性に教えてあげてください。

AV男優の加藤鷹さんの経験からいえるのは、自分がパートナーにしてあげている以上のことは返ってこないということです。パートナーは、いわば自分を映し出す鏡なのです。そして、セックスで何か悩みを抱えているのなら、まずは行動をすることです。セックスの悩みは、セックスでしか解決できません。

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