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スローセックスで濃密な快感と満足を得る

公開日: : 最終更新日:2017/05/01 性力アップのために

スローセックスこそがこれからの時代にふさわしい

「スローライフ」という言葉をよく耳にします。これは文字どおり、急がずゆったりとした生活を送ろうという運動、あるいはトレンドです。

セックスについても、作家の五木寛之氏が『愛に関する十二章』(角川書店刊)のなかで、南太平洋・ポリネシアの人々のセックスを紹介し、スローセックスこそがこれからの時代にふさわしい〝第三の性″になりうると絶賛しています。

ポリネシアの人々が、どんな方法でスローセックスを楽しんでいるのか、五木氏の著書から引用してご紹介しましょう。

「結合するセックスは普通、5日に一度、中の4日はしっかり抱き合って、肌を密着させて眠り、性器の接触はしない。セックスをするときは、前戯や抱擁や愛撫に最低1時間をかける。お互いの心と体が緩んで、なじんだときに、女性の中に挿入していく。挿入したあと、最低30分は動かずにじっと抱き合っている」

このあと、男女は徐々に深い結合に結ばれていきますが、必ずしも最後は射精で終わり、というわけではありません。射精しないまま自然に離れることもあれば、ときには挿入自体しないこともあるそうです。

それでも、女性は「忘我のオルガスムス」に浸り、男性もじゅうぶんに濃密な快感と満足を得ることができるといいます。

 

 

のんびりしたスローセックスを経験してみる

五木氏が絶賛する、このポリネシアンセックスは話題になっています。彼らのセックスには、偽善的な”性の呪縛”から解き放たれた、自由で大らか、そして創造的な性愛のあり方が見られるからです。

一方、いまの日本人のセックスはどうでしょう。1秒でも長い持続力、激しいピストン運動、抜かずに何回、イカせなくては男じゃない、イカなくては女じゃない……。

こうでないと、より高い快感は得られない、できないとみっともないし相手にも悪い、という強迫観念にしばられているのでしょう。男も女も、激しいセックス観にとらわれすぎています。しかしそれは、すり込まれた”偏ってゆがんだセックス観”だということに気づくべきです。

ピストン運動や射精は不要、というつもりはありません。ただ、男女の性愛はそんな単純なものではなく、もっともっと奥深くて楽しいものだということを、若者にも中高年にも気づいてほしいのです。

そのためには、ピストン至上主義、回数至上主義の鎖をいったんはずし、のんびりしたスローセックスを経験してみることです。

ポリネシアンセックスのポイント

では、五木氏も参考にした『エロスと精気』(J・パウウエル著・法政大学出版局刊)から、ポリネシアンセックスのポイントを紹介しましょう。

①挿入の前に前戯と愛撫、接吻を最低1時間以上する

②挿入後、男女は最低でも30分間、身動きせずに抱き合い、それからゆっくりと前後運動を開始する

③オルガスムスがあってからも、性器を結合させたまま抱き合う

④やがて30分ほどすると、女性なら全身にオルガスムスの波が押し寄せてくる。男性であれば、射精をしないまま、相手と一体になって全身がさざ波のようにふるえてくる

⑤そのふるえに自然に身をまかすうちに、二人のエネルギーが完全に融合している実感を持つ

鳥肌が立つような深い絶頂感を覚えた

ポリネシアンセックスを実際に試した被験者によれば、挿入後20数分の間に、女性は2度オルガスムスに達し、自身もこれまで味わったことのない、鳥肌が立つような深い絶頂感を覚えたそうです。

ポリネシアンセックスを実践するときには、お互いが納得したうえで行うことが大事です。また、ピストン運動はできるだけ控えること。挿入中、勃起力や女性の性感が弱まったときのみ、少しだけ腰を動かします。ポリネシアンセックスをゆったり行うためには、ほかのことに気をとられない環境をつくることも大切です。

誤解や呪縛でがんじがらめになった頭でっかちのセックスに、ポリネシアンセックスがすばらしい解放の瞬間をもたらしてくれるでしょう。

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