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女性の体をよく知ることで幸せな性生活が送れる

公開日: : 性力アップのために

kisi334

女性の体と心についての誤解を解こう

いくつになっても、自分を必要としてほしい、異性として意識されたい、心も体もふれ合いたいという思いは、男性も女性も同じでしょう。こうした思いを伝える方法の一つが、セックスです。

しかし、実際の夫婦生活は、正反対の場合が多いようです。夫がセックスを求めてきたから、しかたなく応じるだけの妻。指一本ふれようとしない夫に、不満を募らせる妻。こうして、徐々に溝が広がり、単なる共同生活者になってしまう夫婦もめずらしくありません。

このような場合、最も大きな原因としてあげられるのが、女性の体と心に対する男性の無理解です。

そこで、まず最初に、女性の体と心について誤解を解いておきましょう。

 

セックスで快感が得られないときは体位を変えてみる

女性の性反応は、女性ホルモンの分泌などの影響を受けるので一定ではなく、男性よりはるかに複雑です。こうした変化を無視してセックスをしても、気持ちよくないどころか苦痛が生じます。

男性はアダルトビデオやポルノ小説などで得た、間違った情報に惑わされないでください。男性のセックス感は、いつまでも大きさや回数、パワー、技巧ばかりにこだわり、まるで子供のようです。

男性は「女性を感じさせなければならない」「勃起→挿入→射精=セックス」と思い込みがち。それがプレッシャーとなり、すっかり疲れてしまってセックスを敬遠することもあります。女性は、手をつないだり、肩を抱かれたり、男性の体温にふれたりするだけで気持ちがいい場合もあることを認識しましょう。

先日、若い女性が、「おまえは『下つき』だからセックスがうまくいかない」と彼にいわれ、来院しました。膣の入り口が肛門に近い場合を「下つき」、肛門から遠い場合を「上つき」と呼んでいるようです。

しかし、セックスをするときに、上つきだと具合がいいとか、下つきだからできないというわけではありません。ペニスが勃起する角度と腰の方向が一致するように、二人で体位をいろいろと試して、お互いがいちばん気持ちのいい体位で行えばよいのです。

セックスで快感が得られないときも、体が変だとか下手だとか不感症だとか悩む前に、四十八手(古来日本に伝わる性行為の体位。48種類ある)もあるわけですから、体位を変えてみるとよいでしょう。

性器にも個人差や衰えがあってあたりまえ

また、処女の性器はピンクの花びらのようで、経験がふえると黒ずんでくると勘違いしている男性がいます。

女性の性器は、女性ホルモンの分泌がふえてくる思春期になれば、褐色に変わるのがあたりまえ。年齢を重ねれば色素沈着が進みます。思春期を過ぎると、処女も経験豊富な女性もいっさい関係なく、似たような褐色の性器をしています。

陰毛も、へそから生え始めたり、太ももまで広がっていたりする女性をよく見かけます。陰毛の色は髪に近く、若白髪と同様、20~30代で白い毛がまざることもあります。

それから、小陰唇が大陰唇からビラビラとはみ出しているとか、左右でふぞろいなどと気にする男性もいます。うり二つの顔がないように、性器に個人差があって当然なのです。

性器も体の一部なので、年をとれば衰えます。筋肉が伸び縮みしにくくなるので、高齢の女性が激しいセックスをして、膣が裂けた例もありました。いつまでもセックスをしたい気持ちはじゅうぶんわかりますが、無理な行為はよくありません。

クリトリス信仰を捨てよう

次に、具体的なスキル、とくに女性器の愛撫の方法について述べましょう。

衝動に突き動かされて燃えるのは、セックスが新鮮なころの話です。夫婦生活が長く続けば、セックスという行為だけでは快感は得られません。

男性は、ペニスの摩擦や映像などの刺激で勃起し、ペニスを摩擦することで射精します。性感帯はペニスに限定され、ほかの部分をさわられてもあまり感じないようです。

一方、「女性のクリトリスは男性のペニスに相当する」といわれているからでしょうか、クリトリス一点集中で刺激する男性がいます。女性にその気がなくても、クリトリスをさわっていれば女性は感じ始め、最初の意思に反して燃えてくる、なんて誤解を抱いていないでしょうか。

確かに、性的な刺激に対してクリトリスはペニスと似た反応をしますが、ペニスよりはるかに鋭敏なので、いきなり指や舌で刺激されると痛みが生じやすいのです。

女性の性感帯は、全身にあります。男性の手のひらでゆっくり、やさしく、体じゅうをなでられることで、女性はそれに呼応して体じゅうで感じ、ようやく気持ちが解放されるのです。

また、「濡れたら挿入OK」などと早合点しないでください。膣の入り口が滞れるのは、性器をさわられたときの初期の反応にすぎません。分泌液が出始めたころは、まだ膣の内壁が硬い状態です。ですから、濡れたあとも女性の全身にやさしくふれ、膣壁がじゅうぶんに膨らむまで待って、挿入に進むとよいでしょう。

男性も女性もコミュニケーションを深め、自分と相手の体をよく知ることで、年齢を問わず、幸せな性生活が送れるでしょう。

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