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セックスでやせる!美肌になる!

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肥満治療とセックス

東京台東区・よみせ通り診療所所長の佐藤桂子先生は、肥満と糖尿病治療の専門医ですが、女医としての視点から、セックスについてのお話しも良くされています。

「肥満治療とセックスに、なんの関係が?」と思われるかもしれません。実は両者には、深い関係があるのです。

佐藤先生は患者さんに、食事面や運動面など、生活全般の改善を指導し、肥満治療の成果を上げてきました。

指導の中でも重きを置いているのが、「睡眠」の改善です。なかなかやせられない、という人は、実は正しい睡眠が取れていない場合が多いのです。

眠っている間、私たちの体内では、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、脂肪を分解する作用があるため、別名「やせホルモン」ともいわれています。

このホルモンが最も分泌されるタイミングを逃さずに眠ることで、寝ているだけでやせるように体質を改善する、というのが佐藤先生の提唱するダイエット法なのです。

 

セックスをするとすぐに眠くなる

ところで、ふだんから「寝つきが悪い」というかたにお伺いします。セックスをした後は、いつもと違って、たちまち深い眠りに入ると感じませんか?

これには実は、れっきとした学術研究があります。1994年にイタリアで開催された、「ユーロスリープ学会」という、世界的な睡眠研究会で発表されたものです。

「快眠のための効果的な方法」の調査で、「睡眠前のセックスが最も効果的である」という結論が、科学的に導き出されているのです。

ではどうして、セックスをするとすぐに、深い眠りに落ちるのでしょうか。その主な理由が、自律神経のスイッチの切り替えです。

人間の体内で重要な働きをする自律神経は、活動モードをつかさどる交感神経と、リラックスモードをつかさどる副交感神経の2つで成り立っています。

セックスの最中は、心身が興奮状態になるので、交感神経にスイッチが入っています。

そして、行為が終わると、その反動でスイッチが副交感神経にパチッと切り替わり、一気に深い眠りに入れるのです。

これほど一瞬のうちに、交感神経と副交感神経がハッキリと切り変わる行動は、セックスけだといわれています。

男性はセックスの後に大脳の機能が停止する

自律神経の「スイッチオン・オフ」現象は、特に女性においては、信頼しているパートナーとのセックスのときだけ起こりうるそうです。

女性は、愛する人と満たされたセックスをすることで、オキシトシンというホルモンが分泌されることがわかっています。オキシトシンは、赤ちゃんに授乳するときに出るもので、「信頼ホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれるものです。

このホルモンがたくさん分泌されると、女性の体は幸福感や安らぎで満たされます。精神が安定して、リラックスした状態になります。

すると、自律神経のスイッチが副交感神経側に切り替わった効果と相乗して、心地よい眠りに誘われるわけです。

一方で、男性がセックスの後に一気に眠くなるのは、大脳皮質の機能が停止するからだという実験結果があります。

大脳皮質は、思考や知覚など、脳の高次機能をつかさどる部分です。そこが停止してしまうのですから、話しかけてもウンともスンともいわなくなるのは、しかたのないことなのかもしれませんね。

幸福感や安らぎで満たされる!

これまで述べてきたように、「すぐに、ぐっすり深く眠れる」状況を生むという意味で、セックスはダイエットに効果的といえます。

さらに直接的な効果についてふれるなら、セックスは激しい全身運動です。一説によると、女性の運動量は、1回のセックスで2kmのランニングに相当するもいわれています。

また、女性にとってセックスは、ダイエット以外にもメリットがあります。それは、女性ホルモンによる美容効果です。

女性ホルモンとしてよく知られているエストロゲンは、女性らしい体つきを作ると同時に、肌の若さやみずみずしさを保ちます。これが「美肌ホルモン」とも呼ばれるゆえんです。

そして、セックスをすると、このエストロゲンの分泌が盛んになるのです。

ただ残念なことに、エストロゲンは閉経を迎える年齢になると分泌が極端に減少します。中高年のセックスで、男性の挿入時に女性が痛がることがままありますが、これもエストロゲンが分泌されないために起こる現象です。

それでも、専用のゼリーやクリームを使うなどして、セックスをしていれば、エストロゲンは多少なりとも分泌しますし、その減少をなだらかにする効果も期待できるのです。

このように、セックスが女性にもたらす効果は多彩です。とはいえ、そうしたメリットは本来、後からついてくるもの。

そもそも、セックスができるパートナーが身近にいることは、考えてみれば幸せなことでです。いくつになつても、努力を惜しまず、めんどうくさがらず、セックスライフを楽しみましょう。

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